とことん嘆き、悲しんでいい 〈嘆き〉
あなたは悲しい時
「嘆いてはいけない
いつまでも嘆き悲しんでいないで
早く元気にならなくては」
と、感情を抑えてはいませんか？
どうか無理に、悲しみを止めないでください
なにか起こった時すぐに、立ち直ろうと
自分をコントロールしなくてもいいのです
その悲しみは、そこにあっていい。
どうぞ、嘆いてください
そして
嘆き、悲しみ、悔しがり
深くそこに入ってみる
蓋をしないでいる
深く悲しみの傷に入って
あるがままの痛みを体験してください。
やがて思いが解消され
自分から離れていった時
新たな気づきがあるでしょう
そうなのです
その悲しみは
あなたが気づくためにあるものなのです
私達は、矢が自分の胸に深く刺さって
傷つかないかぎり
気づこうとしないものですからね。
その気づきはすぐにあるかもしれませんし
だいぶ後になってから
気づくのかもしれません
そして
気づきがあったら
あなたに大きな変容があります。
辛い悲しみは
なかなか消えないことがあります
悲しみを感じる期間があっていいのだから
悲しみましょう
その感情に自分だけは
自分に付き合ってあげてみてください
いつまでも嘆いていないで などと
誰かになにか言われようとも。
そしていつも
自分の中に自然に湧いた感情は
ポジティブなことばかりではありませんね
ネガティブなものもあります
嘆きもある
悲しい
悔しい
文句もある
愚痴だってあります。
いつでも
思いっきり嘆き
悲しみ
文句言い
愚痴ってみてください。
そしてその時は
思いっきり本音をはき出すのです
思いっきり悲しむのです。
悲しみを封じ込めないで
ただ、ただ、感じていいのです。
