禅タロットワールドへようこそ④
禅タロットカードとは・・・
タロットカードなのですが、占いではなくて
｢自分を知る｣
｢自分と向き合うこと｣
のできるカードです。
この｢禅タロット｣は初めて見たという方が多いかと思います
でも
タロットカードというものに親しみのない方でも、ドラマなどで、タロットカードを見たことがあるかと思います。
特に、「死神」のカードなどはよく登場しますね。
死神と聞くと・・・
怖いよ～死んじゃうの？
と思うかもしれませんが
実際に死ぬわけではなくて・・・
｢死と再生｣
一度死んだかのように終わらせて
また新しく生まれる
ということです。
そして
死神のカードと同じ13番目の禅タロットカードは｢変容｣です。
深い手放しをして、変容が起こる
本質から変わる。
私達はいつも、持っているものをなかなか手放すことができませんね
完全に手放すことって怖いのです
変化を起こしたい時も、何も捨てずに持ったまま、変化を起こそうとすることが多いでしょう
安定がなくなるのは怖いですからね
変化を起こし失敗した時のことを考えて
保険を残しておきたいです。
ですが、完全に手放したら、本当に大きく変化できますよ
全てをひっくり返して、本質から変わるのです！
大きな冒険ではありますが、思いきった手放しをしたい時は・・・
どうぞ
｢手放しは始まり｣
であることを思い出してくださいね。
そして、次はタロットカードの一番初めのカード｢愚者｣のカードをみてみましょう。
｢愚者｣は始まりのカードで、冒険へ旅立つ若者を表しています
ウェイト版カードの｢愚者｣
ワクワク、ドキドキ、希望に溢れている
安定とか確かなものはないけれど
なんだか清々しい
夢があります、パワーがあります！
もし、恋愛占いでこのカードが出たら
恋の始まり
年下の男の子との恋
などを表していることがあります。
愚者(ぐしゃ)というのは、愚か者(おろかもの)と書きます
安定もなく、新しいものへと進むのは
確かに愚か者と言えるかもしれませんね
でも
｢もうバカになっちゃおうよ
そうしたら、新しい扉が開くよ！｣
ということでもあるのです。
これはマルセイユタロットの｢愚者｣
やはり、夢をみながら冒険に旅立つ少年
彼の足にくっついている犬は
｢ちょっと待ってよ、落ち着いて
よく考えてから行こうよ｣
と、引き止めているようにみえます
その犬の言うことなどきかずに
彼は進むようです
思い立ったらすぐ行動なのですね～
そしてこれが、禅タロットの｢愚者｣です
過去に生きないで、今を生きよう
毎日が生まれたばかりの赤ちゃんのような新鮮な気持ちで、直感で生きよう。
そしてこの禅タロットの愚者は
なんだか、他のタロットカードの少年ぽい愚者よりも、少しお兄さんのようにみえます
絵のタッチがレトロな感じだからか
なにか余裕がある人
この洋服には虹色が全て入っています
｢もう全てを持っているんだよ｣
ということを表しているのです
まだなんにもない、自分はなんにも達成してないという若者
でも、もう既に、そのままの自分で実はなんでも持っているのです
そのままでもう素晴らしいんだということですね
まだできていない、自分はまだまだ
ではなくてただ、そのあなたの個性だけで十分なのです
誰もがオリジナル
個性が強い人だけではなくて、個性をあまり出さない人だって、もう全てそのままで、みんなとは違うキャラがあり、その人ができている
だからもう
それ以上は足りないからくっつけるのではなくて・・・
やりたいからやりたいことをやるだけでいいのですよ！
もう全部あるから、安心して
毎日が生まれたばかりの赤ちゃんのように
過去に縛られず、過去に囚われないで生きよう！
次は｢塔｣のカードです
大きな塔が破壊され崩れ
全てが壊れる、大きなダメージ
人が塔からまっさかさまに落ちていく
占いでこのカードが表れたら
ビックリして、ガーン
でも
起こるべくして起こった困難
ですから
それが自分に必要で起こっていることなのです。
そして禅タロットカードでは、同じ16番目のカードは｢稲妻｣です。
激しい稲妻
人そのものが稲妻になっているよう？
もう自らぶっ壊れるー
ぶっ壊しましょう
常識も、見栄も、要らないものをぶっ壊せ！
全てをひっくり返せ！
そして大きな困難が起こった時
ジタバタしないでその困難の中に居てみよう、ただ居てみよう
さあ
そこからさらに強くなったあなたは
もっとなにかをぶっ壊せるよ！
殻を破って新しくなりましょう。
そして、これは
トートとウェイト版の
｢恋人たち｣のカードです。
トートタロットは神秘的
愛に満ちている
優しさ優雅さもある恋人たちのカード。
右のウェイト版は
アダムとイヴが描かれています
ウェイト版は、恋愛占いによく使われるカードですね
幸せな恋愛、結婚を表すカード
他のカードとの展開によっては・・・
｢まだ彼に決められない｣
と表れる時もあります
カードをよくみると
アダムとイヴは、みつめあっていなくて
アダムは天使に
｢この人に決めていいの？｣
と聞いてます、迷いかあるのですね。
そしてこれはマルセイユタロットの｢恋人達｣
二人の男女ではなく一人多いですね
このカードは恋人たちというカードではありますが
｢選択する｣｢コミュニケーションがとれる｣
という意味があるカードです
選択を迫られる
選択の時がやってくる
二人の女性の真ん中に選択に迷う男性
直感、心から選択するのでしょうか？
条件、周りから選択させられて選ぶのでしょうか？
今、右の女性と男性の間に、キューピッドが矢を放とうとしています。
こんな風に、タロットにより
同じキーワードのカードにも
違い・特徴があります。
さあ、それでは
禅タロットでの｢恋人たち｣のカードはというと
情熱的でくっきり鮮やかな赤
そしてこんなに大きなハート♥️
禅タロットは、恋愛占いをするカードというよりも・・・
自分をみつめるカードです
もちろん
深い愛について知ることもできますし
｢愛はお互いに自由があることを大事にしてください｣
そして
自分を愛することで、相手を愛することができる
自分の不完全を受け入れることで、相手の不完全も受け入れることができる
と、強く伝えてくれるカードではあります
ですが
全体的に恋愛に関するカードは少なく
禅タロットカードのイメージとしては
恋愛が大きいわけではないです。
それなのに、この情熱的な赤！
こんなに大きなハート♥️
なんだか、この美しいカードからは大きな愛のパワーと、愛の可能性を感じませんか？
さあどうぞ
このカードから、愛のパワーを受けとってくださいね♥️
